twitterによる流入数増加の実験方法
ソーシャルメディアの活用=評判熟成、One to Oneマーケティング…と言われています。でもまだまだ活用している企業は少ないのが現状です。中々獲得に繋がらなかったり、成果が図りにくかったりするためでしょうか。そりゃそもそもの目的が違いますからね。
でも、流入施策として見ても、最近はかなり見過ごせないものになっています。特にtwitter。参考になるのは下記のエントリーです。
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こちらのブログは実例に基づいているので、かなり熱い情報量です。
確かに友人が「この記事面白い!」「この商品便利!」と話しているのって、相当信頼の置ける情報ですよね。今twitterがそういった場になりつつあります。(昔、FacebookAdsって評判になりましたよね)そうすると、twitterユーザーの母数が増えれば、大きな流入施策・ブランディング施策になるのは当然です。
「じゃあどうすればtwitterから流入が増えるのか?」という実験がしたいのなら、twitterアカウントとはてなIDがあれば簡単に実施出来ます。
方法は、はてなブックマークをtwitter連携させます。そして興味のある記事をブックマーク→そのままtwitterに流す、以上です。そうすると下記のような数値が見えます。自分のtweetでその記事にどれくらいの流入があったのか、RTされたのか、が可視化されます。
RT増えるとハンパないことになります。
これ、自分のフォロワー数に対してどれだけクリックされているかを考えると、相当高いCTRです。たくさんの人がつぶやいたら、正に塵も積もれば…、です。
はてブtwitter連携でtweetされる内容は「ブックマーク時の自分のコメント」+「記事タイトル」+「URL」です。これを元に、いつの時間、どんなタイトルの記事にどんなコメントを加えると、どれだけの流入が生まれるのか。そして自分のソーシャルグラフではどんな記事が興味を持たれるのか。そのトライアンドエラーが実施できます。
例えば先のエントリーだと、10時にブログをアップしたことが効果あった、とあります。通常、サイトのアクセスが増加するのはお昼と夜の時間なんですね。そう考えると朝10時にアップして、お昼の段階でちょうどはてブにホッテントリ入りして注目が集まった、というキレイなコンボに成功したんではないでしょうか。僕の友人だと、夜遅くにtwitterをチェックしている人が多いので、夜tweetする方が流入やRT数が多いです。で、あとは一言自分の生のコメントを加えている方が流入が多いですね。やっぱり親しみが沸くからでしょうかね。
仮に企業側、コンテンツ提供側に立った場合。こんな風にtwitterを使うことで、流入獲得に加え、ユーザーがコンテンツに興味を持ってくれたのか?を数値+コメントとしてフィードバックしていくことができます。それをもとにより良いコンテンツを提供しようとすれば、とても良い循環になります。さらに、今後はmixiチェックの母数も加わっていきます。これは凄いことになるかも。
「いずれはソーシャルメディアの活用も考えなければなー」と、皆さん思っているかもしれません。でも、その「いずれ」がかなりのスピードで近づきつつあるように思えます。