元はてなの広告営業 mtakanoの日記

はてなビジネス開発本部 営業部 部長の高野です

今年読んで面白かった本10冊

せっかくの年末なので、振り返りの意味も込めて、今年読んで面白かった本を10冊挙げていきたいと思います。出来るだけ今年発売(ひょっとしたら去年に発売された本もあるかも)の中からセレクトしてみました。

まずはビジネス回り。

ゲームの父・横井軍平任天堂のDNAを創造した男

ゲームの父・横井軍平伝  任天堂のDNAを創造した男

ゲームの父・横井軍平伝 任天堂のDNAを創造した男


横井軍平さんすごい。ものづくりする人、任天堂の面白さと凄さが伝わってきます。十字キーって当たり前のようですごい発明。横井軍平ゲーム館を読んでからの方がより面白い。

シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

ちょっと冗長な気もしますが、今後「シェア」という考え方を理解しておくことは重要だと思います。

バイラル・ループ あっという間の急成長にはワケがある

バイラル・ループ あっという間の急成長にはワケがある

バイラル・ループ あっという間の急成長にはワケがある

人から人に伝わっていくサービスについて。広告視点の話はよく読むけど、サービス視点の話はあんまり見ないような気が。その視点でしっかりまとめられた本。

大ヒットの方程式 ソーシャルメディアのクチコミ効果を数式化する

大ヒットの方程式 ソーシャルメディアのクチコミ効果を数式化する

大ヒットの方程式 ソーシャルメディアのクチコミ効果を数式化する

  • 作者: 吉田就彦,石井晃,新垣久史
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2010/09/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 2人 クリック: 24回
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口コミによるヒットを数式化した本。正確には数式化しようとしている本か。実用は難しそうだけど、試みとして面白かったです。

スイッチ!

スイッチ!

スイッチ!


一回ブログにも書きました。

次は一般書籍。

耳で考える ――脳は名曲を欲する

一般書籍なのかな。もっと五感を使って考えなければいけません。

ピストルズ

ピストルズ

ピストルズ

神町サーガ、シンセミアの続編。この作品で救いがあるってことは、この続きは凄いことになりそう。

「悪」と戦う

「悪」と戦う

「悪」と戦う

小学生が「あく」と戦う話。「悪」って目に見えて明らかなものではないんですよねー。

歌うクジラ

歌うクジラ 上

歌うクジラ 上

iPad版で読みました。コインロッカーベイビーズ、半島を出よの系統が好きならハマると思います。

悪の教典

悪の教典 上

悪の教典 上


イッキ読みしました。


あとは、昔の本ですが、この2冊がとても面白かったです。

パーミションマーケティング

パーミションマーケティング―ブランドからパーミションへ

パーミションマーケティング―ブランドからパーミションへ

ユーザーとのコンタクトという事でソーシャルメディアマーケティングともてはやされ、何か見失いがちに感じるけど、このパーミションを得るという考え方を忘れないでおきたい。

数に強くなる

数に強くなる (岩波新書)

数に強くなる (岩波新書)

「数字」ではなく「数」。「数」って可愛くて面白い。文系頭の僕から、数への苦手意識を取り除いてくれた本。


ここには挙げられなかった本もあります。「1Q84 BOOK3」は言うまでもなく面白かったし、「隣の家の少女」「中原中也 悲しみから始まる」「縄文聖地巡礼」なんかも良かったなー。昔の本だけど、「ご冗談でしょう、ファインマンさん」は本当に面白かった。何か忘れているものもありそう。

でもまだ読みたかった本が全然読みきれない。「コトラーのマーケティング3.0」と「モチベーション3.0」読んでおきたかった。来年も良い本に出会いたいなあ。